キッチンと居間の間にあった壁を、梁や金物で補強しながら必要な柱は残す形で取り、東西南北どこからも光や風が入る明るいリビングを実現しました。

 

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着工前のキッチンと居間

 

改善したいところ①

居間との間の壁を取って明るく広く使いたい

手持ちのピアノスペースも確保したい

 

キッチンと居間の間にある壁がそれぞれの空間を暗くしています。

 

改善したいところ②

畳をフローリングにして通路は広くバリアフリーにしたい

 

 

 

改修後のLDKです。

外壁工事を伴わないよう窓の位置は変えず、カバー工法やドア交換、ガラス交換、内窓などで断熱改修しています。

キッチンは南向きの対面キッチンにしました。

 

キッチンはタカラスタンダード、収納はウッドワン。

 

ピアノスペースも確保でき、ダイニングテーブルを付けて使える広いカウンターはテレワークにも活躍。

 

ショールームで収納力とデザインを吟味して選んだカップボード。出窓はチェッカーガラスの内窓を施工したことでカーテンなしですっきり。

 

梁や金物で補強し壁を撤去しましたが、取れなかった柱も愛着が湧くのはリノベーションならでは。

 

リビングに直接入れる入口を設けました。

階段下収納の前にはプロジェクター用のスクリーンも設置。

 

 

湿気に悩まされていた水廻りや玄関は防湿コンクリートや断熱の施工をすることで解決しました。

着工前の玄関

 

改善したいところ③

とにかく湿気が気になる

 

工事させていただいたスペースはすべて防湿コンクリート、防蟻処理させていただきました。

 

お客様からの提案で、広い玄関を活かして式台をL型にしてどこからでも上がれるようにしました。

 

タイルや収納を変えて、漆喰壁を施工し爽やかな玄関に変身しました。収納、床材共にはウッドワンピノアース。

 

外観はこんな感じ。引違の玄関戸から大きく印象が変わりました。製品はYKKヴェナート。

 

工事中の様子です。

大工さんが床断熱の準備をしています。

 

床材は無垢のパイン材を使用しました。ウッドワンピノアース。

 

断熱材や下地の施工をしています。

 

リノベーション前に使っていたこちらのニッチ収納は、、

 

再利用して取り付けてもらいました。

 

掃除もしにくく、悩みだった入口の段差。

 

バリアフリーで間口も広くなりました。

 

玄関横や洗面横にニッチを製作。

 

洗面はアーチ越しのスペースに。

洗面はパナソニックシーライン。

 

暗くなる脱衣室を考慮して配した、玄関ホールとの壁に設けた明り取りのアンティーク窓。

 

 

玄関が明るくなったので、天窓は雨漏りの心配もあるし塞いでもいいかなということになり、引き続き天窓ふさぎ工事もさせていただきました。

塞ぐ前の天窓。

明るいけど今後の雨漏りの心配、湿気でクロスが傷んでいます。

 

きれいに塞がりクロスもきれいに。

 

シャンデリアは撤去しましたが十分な明るさです。

 

趣味のドライフラワーに似合う空間づくりはもちろん、断熱性能やバリアフリーなどの暮らしやすさを大切に、そして今後のメンテナンス性も描きながらのリノベーションでした。